長崎県には、数々の悲しい歴史跡が残っています。
長崎県の川棚の大村湾沿いにも、今にも風化して無くなりそうな、
悲しい歴史の遺構があります。
沢山の若い犠牲を払った事実。
この悲しみを決して繰り返してはいけない。
日本の平和、世界の平和を考えるきっかけになればと思います。
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『片島魚雷発射試験場跡』
長崎市内から国道205号線で大村湾沿いに向かい、
ハウステンボスの少し手前にある片島公園。
その奥にある1918年に設置された、魚形水雷発射試験場。
発射された魚雷の進行状況を頂上の観測所から観測し、性能試験を行っていたそうです。
魚雷発射場跡
自然に飲み込まれながら、今でもその姿を残しています。
悲しい歴史を繰り返してはいけないことから、残していくべき遺跡だと思いますね。
空気圧縮ポンプ室跡
真ん中の生い茂った大きな木に、時の流れを感じます。
川棚の静かな風景に溶け込んで、なんとも言えない気持ちになります。
貯水槽跡
『特攻殉国の碑』
試験場から少し離れたところに、太平洋戦争末期に海上で、
若くして亡くなられた人達を祀る『特攻殉国の碑』があります。
現代の私達からは、想像もつかない時代で、とても悲しくなります。
再びこのようなことが起きないようにする為にも、決して忘れてはいけないと思います。
復元された、水上特攻艇『震洋』が展示されています。
航空機不足の代案として開発されたものだそうで、船首に爆薬を搭載。
こんなベニア板でできた船で、向かって行ったなんて悲しすぎます。
日本や世界の平和を祈ります。
片島公園『魚雷発射試験場跡』
- 〒859-3617 長崎県 東彼杵郡川棚町三越郷 片島
- 駐車場あり:無料
- 入場無料
特攻殉国の碑資料館
- 〒859-3619 長崎県東彼杵郡川棚町新谷郷
- 入場無料
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