楽器弾けたら カッコイイ! と思ったことありませんか?
ギター弾けたら カッコイイ!と思ったことありませんか?
ギターで F のコードが押さえられなくて、挫折したことありませんか?
そんな楽器やったこと無い人、ギターに挫折した方々に朗報です。
沖縄 三線(さんしん) なら 弾けかもしれませんよ。
なぜなら、楽器やったことが無いわたしが、弾けるようになったからです。
『三線』(さんしん)とは?
『三線』(さんしん)は、中国伝来の弦楽器で、胴部にはニシキ蛇の皮をり、
水牛の角を削って作ったバチ(爪)を指先につけて、弦を弾いて音を鳴らします。
楽譜は 工工四(くんくんしー)という、「合」(あい)「乙」(おつ)「老」(ろう)とか、
何か訳のわからない漢字が並んだ不思議な譜面です。
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/sanshin-1-450x253.jpg)
ギターで挫折したのに なんで 三線 弾けるようになったの?
弦が少ない。
ギターの弦5本に対して、三線は3本なので、押さえる場所が、単純に40%OFF なのです。
お得なんです。
弦3本だったので、不器用なわたしでも何とかなったんです。
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/sanshin-2-450x253.jpg)
押さえる弦は一カ所ずつ。
ギターはコードが沢山あって、一度に押さえるところが多いイメージですが、
三線は弦の一カ所を指先で押さえて短音で弾くので、
初心者にはわかりやすいく、簡単なように思います。
ギターで言ったら メロディライン を引くって感じですかね。
音の数が極端に少ない。
三線は一曲に対して鳴らす音の数が、極端に少ないんです。
わかりやすく言うと他の楽器なら5回なのに、三線なら1回でいいみたいな感じです。
歌が中心 三線は脇役
三線は歌三線とも呼ばれ、歌声が中心で、三線はその歌の横に添えられているイメージみたいです。
ただ、わたしは人前で歌うなんて恥ずかしくてできないので、弾くのみですが。。
でも、弾きながら歌えるようになれれば最高ですね。
ハードル高いですが、いつかは!できるようになればいいですがね。
楽譜にTAB譜がついていたから
今回三線買ったときに、TAB譜という楽譜がついていました。
TAB譜というのは、楽譜に並列して、三本の弦を横軸として、
弦のどこを押さえるのか番号で書かれているもので、
見たままの場所を押さえれば、誰でも簡単に弾くことができます。
これが無かったら、たぶん無理だったと思いますね。
三線の楽譜 工工四(クンクンシー)は、見ただけで抵抗感がありましたからね。
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC_0610-1-600x338.jpg)
三線のチューニングは、スマホのアプリでもOK。
三線のチューニング。
これが、わたしの一番のハードルだったかもしれません。
そもそも、チューニングって何?でしたから。
チューニングとは、音の高さを各弦ごとの音程を調節することです。
弦は、湿度や日にちの経過等で伸びるので、チューニングをやらないと、
音がずれて、きちんと弾くことができません。
最初はクリップチューナー付けてましたが、最近は、スマホのアプリでやっています。
手軽で便利ですね。
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC_0618-450x253.jpg)
(クリップチューナー)
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/Screenshot_20200810-102852-225x400.jpg)
(スマホのアプリ)
とにかく毎日触る。とにかく続ける。
これは、どんな楽器でも同じだと思いますが、毎日楽器に触ることが、
一番の上達の秘訣だと思います。
わたしの場合、沖縄が大好きで、もちろん沖縄の音楽も大好きで、
三線弾いて踊っている沖縄の人たちに憧れて、あんな風になれたらなって。
因みに、夜は近所迷惑なので、消音ウマなる胴部を全体的に押さえて
音の大きさを抑えるアイテムがあります。
ギターとかにもあるんでしょうか?
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/sanshin-suma-450x253.jpg)
(消音ウマ装着)
てーげー に弾く
てーげー とは、沖縄の方言で、”適当に“ ”いいかげんに“ という意味らしく、
三線は、てーげーに弾きなさい。なんだそうです。
あまりこだわらず、適当に楽しむ、なんか沖縄の人達の心の広さを感じますね。
弦が押さえにくくて、できない音は飛ばしたり、
自分の弾きやすいように変えたり、楽譜通りじゃなくても OK なんです。
実際わたしも楽譜通りでは、どうしてもできないところがあり、勝手に変えて弾いてます。
自分が楽しければ、それでいいんです。正解不正解なんて無いんです。
まとめ
まだまだ、始めて2年もなりませんが、10曲程弾けるようになりました。
BIGINの島人の宝、三線の花、オジー自慢のオリオンビール、海の声とか。
最初は、本やユーチューブ先生とかあるので、独学で大丈夫かと思います。
とにかく触り続け、弾き続ければ、きっと弾けるようになります。
本格的な琉球の三線をきちんとやりたいんであれば、
教室に習いにいったほうがいいと思いますが、
趣味でいろいろ弾きたいだけなら、独学でも問題ないかと。
ずっと続けていると、知らない間に、工工四でも少しずつ弾けるようになりました。
”習うより慣れろ!”という言葉がありますが、その通りですね。
おまけ:三線との出会い!
それは、わたしの行きつけのカフェ 沖カフェ いちゃりば さんに行った時のこと。
偶然行った時に、 三線の展示会とプチライブが 開催されていました。
いちゃりば さんへ行ったのは、その時が2回目。展示会やってるなんて知りません。
ほんと、偶然で、三線ライブもやってて、えっ!てなって、
単に ”ただでライブ聞けてラッキー” くらいな感じでした。
楽しい三線ライブが終わって、お店に展示されている”色鮮やかで美しい三線達”
を眺めていると、私の中で熱い何かがこみ上げてきたような?気がしました。
ちょっと、試しに弾かせてもらったら、もう止まりません。(ドレミ弾いただけですけど)
ほしい!でも弾けるかなぁ?続くかなあ?って不安も。
しばし葛藤の上、衝動買い!ギターで挫折していたわたしでしたが、今の自分ならやれる!
弦が3本だから、弾けるんじゃね?と。。甘いささやきに!!負けました。
最近、出張で細々貯めたお小遣い4万円ほどが、たまたまお財布の中に!(これも偶然)
いろいろセットで38000円くらいでしたかね。(今回のみのお安い価格!)
決して安い買い物ではありません。帰る頃には、財布はもちろん空っぽ。。
家に帰って ハッ!っと 我に帰りました。
正直、あれ!やっちまった!ってなりましたが、とにかく続けてみようと決心して、
やっと弾けるようになりました。
『一期一会』とはこのことですね。勢いは大事。
この体験から、『何でも挑戦しよう、やればできる』って思えるようになりました。
今まで避けてきたことも、もう一度がんばってもみようと思う今日この頃dです。
![](https://yoshinagaki.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC_0620-600x338.jpg)