植木鉢やプランターで野菜や花の栽培した後の土は、どうしてますか?
毎回捨ててますか?
でも、捨てるのは、ちょっとエコではないですよね。
かといって、そのまま古い土に新しい種や苗を植えると、
連作障害や病気や害虫の原因になったりして不安ですよね。
そこで、今回、日光消毒とリサイクル材を使った、
古い土の再生(リサイクル)方法と手順をご紹介。
古い土を何とかしたい!と考えている方の参考になればと思います。
なぜ、一度使った土は、次に使えないのか?
一度使った土には、細かい根っこや不純物が、残ったままになっています。
いろんな雑菌(病原菌やウイルス)や害虫の卵等も残っていて、
せっかく、新しく植えた種や苗が、病気や害虫の被害に遭う可能性が高くなります。
土の栄養分もかなり減っているので、追肥する必要があります。
通気性や排水性も悪くなっていて、改良が必要。
土の再生(リサイクル)作業に必要なもの(材料や道具)
- 園芸用シート(ビニール袋でも代用可能)
- 園芸用ふるい
- リサイクル材
- 透明なビニール袋
- 園芸用手袋
- スコップ
- 水
- 太陽光(晴天が数日続く前に作業開始)
土の再生(リサイクル)方法・手順
不純物を取り除く
園芸用シートに古い土を広げ乾燥させる。
鉢底石や大きめの根っこは先に取り除く。
園芸用の中目のふるいにかける。
細かい根っこを取り除く。
赤玉等必要な材料は戻す。
日光消毒
透明なビニール袋に入れて、水をかけて全体になじむように混ぜる。
太陽光に当てて日光消毒する。(サウナ状態で蒸し焼き?)
7月8月の気温の高い時期がベスト。
2~3日暑ーい直射日光に当てる。
病原菌・ウイルス・害虫の卵等を退治するためには、
温度を60℃以上にする必要があります。
温度が低いと効果がでません。
コンクリートやアスファルトの上に、直置きが温度上がりやすい。
鉢底石もよーく洗って、日光消毒
リサイクル材を混ぜる
袋から園芸用シートに広げ、乾燥させる。
乾燥後、リサイクル材(1割程度)を入れて、よくかき混ぜる。
このリサイクル材は、6号鉢に一掴み程度を入れます。(種類によって異なる)
水をかけてよくなじませ、1週間程度おいてから植え付け。(即植え付けでも良い)
リサイクル材の効果:主に栄養補給や土壌改良(排水性や通気性の向上)。
リサイクル材は、沢山種類があるので、材料や使用方法をよく読んで選んでくださいね。
使っていた土の水はけがイマイチだったので、赤玉土を追加してみました。
今回リサイクルした土は、ホームセンターで、かわいらしいお花の苗を見つけたので、
植え付けてみました。
ペンタス(サマースターズ ローズスター):夏の暑さに強く、沢山花が長~く咲く。
小さくてかわいい花をたくさん咲かせてね。
以上、使った土の再生(リサイクル)方法と手順でした。
是非、皆さんもチャレンジしてみてくださいね。