『ミルクセーキ』って飲み物?食べ物?
子供のころ、夏の暑い日に、自分で『ミルクセーキ』作ってよく食べてました。
長崎の夏のスイーツ定番『ミルクセーキ』ですが、他の地方とは、ちょっと違うみたいなんです。
長崎の『ミルクセーキ』は、食べ物!?
一般的に『ミルクセーキ』と言えば、牛乳+卵+砂糖のミックスジュースってとこでしょうか。
でも、長崎の『ミルクセーキ』は、『氷』を入れてミキサーでクラッシュするんです。
できあがりは、かき氷とフローズン何とかの中間くらいな感じで、
食感は、ドロッとして、シャリシャリ!でスプーンで食べます。
なので、『食べるミルクセーキ』って呼ばれるんです。
久しぶりに、昔の記憶をたどりながら、ちょっと作ってみました。
長崎流『食べるミルクセーキ』の作り方とレシピ
材料)一人分
- 牛乳:50ml
- 卵:1個
- 砂糖:大さじ1(ダイエット中の人はひかえめ。甘いの好きな人は多めに)
- 氷:多め=かき氷な感じが好きな人,少なめ=○○シェイクな感が好きな人
- バニラエッセンス数滴
氷は多めがわたしは、好みですね。ザクザク感が好きですね。
この砂糖は、キビ砂糖です。ちょっと茶色い。
(キビ砂糖:さとうきびが原料、カルシウムやカリウム等ミネラルを多く含む)
卵は1個です。この時は双子でした。ラッキー!
バニラエッセンス。これを入れないと風味がでませんね。
ミルク臭さも消えます。
レモンを入れても美味しいですね。
簡単!全部入れて、ミキサーON!するだけ
作り方は、簡単で、ミキサーへ材料を全部一度に入れて、スイッチONだけ。
注意点)
水分が少ないのでミキサーが空回りします。
そんな時は、止めたり入れたり(箸でつついたり)数回繰り返してあげます。
氷入れて。
砂糖入れて。
卵(双子?)入れて。
牛乳入れて。
バニラエッセンス入れて。
ミキサーでクラッシュ!
ハイ!できあがり!超簡単!
『食べるミルクセーキ』発祥の地は《長崎》
『食べるミルクセーキ』発祥は《長崎》なんです。
考案されたのは、九州初の喫茶店として開店された、長崎の有名店「ツル茶ん」。
西洋文化と共に伝わってきたミルクセーキを、店主が長崎流にアレンジを加えたそうです。
ただ、長崎県民のわたしとしては、子供のころからこのレシピは当たり前で、
誰から教わったかも覚えていないくらいの、ど定番だったんですけど。
久しぶりに作った感想
やっぱりおいしい!シンプル!懐かしい味!
最近は、いろいろ凝ったスイーツがありますが、
小さいお子様でもお家で超簡単にできる、長崎流『食べるミルクセーキ』は最高ですね。
是非、お試しください。
おまけ レトロな喫茶店のミルクセーキ
行きつけのレトロな喫茶店『カキュー』さんの昔ながらのミルクセーキ。
これぞ長崎の定番『食べるミルクセーキ』。
甘すぎず、スッキリした味わい。見た目もかわいく、いつまでも変わらぬ美味しさ。
色が黄色いのは、卵黄だけを使っているのかな?
やっぱり、喫茶店のミルクセーキには到底かなわないですね。
本職なので、当たり前ですけどね。