前回、初めて万能ネギ(小ネギ)の再生栽培をやってみて、
とても面白かったのですが、いろいろ改善点が見つかりました。
今回は、経験を踏まえ、少し進化したやり方で、6月~編として再度チャレンジ。
万能ネギ(小ネギ)再生栽培』チャレンジ開始(6月4日)
スーパーで買ってきた万能ネギ(小ネギ)を10cmくらい残してカット。
万能ネギ(小ネギ)は、根っこの長くキレイなのを選びましょう。
切ったネギは、一日水につけて根っこを少し元気にします。
再生栽培の方法は次の2種類
①水耕栽培:ペットボトルに水を入れて栽培。
今回はペットボトルでチャレンジ。
水は1~2日で交換。1週間に1回液体肥料を与える。
500mmのペットボトルを半分に切って使用。
柔らかめの100均スポンジ。遮光のために黒を選択。
適当な大きさに切る。
スポンジに切り込みを8等分くらい入れる。
中心部はネギが通るので、最後まで切り込む。
小ネギを穴に通して、飲み口から少し根が出るくらいに調整。
根っこが飲み口に詰まるので、ピンセットとかでかきだす。
根っこの先だけが水に浸かるようにする。
水入れすぎないように!
根っこの半分が浸かるくらい。根っこには酸素も必要。
根っこに直接日が当たると良くないみたいなので、茶色画用紙で覆いました。
②植木鉢栽培:植木鉢に培養土を入れて栽培。
表面が乾いてきたら水やり。
万能ネギ(小ネギ)は水やり過ぎると根腐れする。
1週間に1回液体肥料を与える。
底石と培養土を入れる。
今回、おしゃれだと思って、黄色の植木鉢を購入しましたが、
よく調べたら、黄色は、害虫を寄せつけやすいらしので、避けたほうがいいかも?
たしかに、黄色の花の幹にたくさんのアブラムシがついていた記憶が!
黄色は害虫を寄せやすい!?(植木鉢の色選択は注意)
1/3程度万能ネギ(小ネギ)を埋めて、水やり。
再生栽培チャレンジ 6月12日(8日経過)
元気いっぱい再生中。
水耕栽培:最長17cm
根っこも長くなってきました。
植木鉢栽培:最長13cm
祝!第1回再生収穫 6月18日(14日経過)
気温が高いので、再生スピード速いですね。
チャレンジ2週間で第1回目収穫。(折れそうなので)
一回目再生は、まだまだ元気なので太いです。
水耕再生栽培:最長27cm
根っこも変色もなく、元気に育ってます。
植木鉢再生栽培:最長21cm
まだまだ元気そうなので、再生頑張ってね!
2回目再生中! 6月26日(22日経過)
2回目も元気に再生中ですが、梅雨に入り、
日照不足のせいか、少し成長が遅く感じますね。
水耕再生栽培:最長12cm
水耕栽培の根っこは、まだキレイです。
やっぱり、遮光がきいてるみたい。
植木鉢再生栽培:最長8.5cm
害虫発生? 7月2日(28日経過)
梅雨が明けやっとジメジメから解放されましたが、今度は30℃を越す真夏日が続き、
わたしは、もうすでに夏バテ気味でダウン寸前!休暇取りたい!
小ネギも厳しい暑さのせいで、少しバテてるように見えますね。
水耕再生栽培:最長16.5cm
水耕栽培は、元気いっぱい。
根っこも異常なし(変色無し)。
植木鉢再生栽培:最長13cm
よく見ると、白い斑点がたくさん?茎もヨレヨレで弱々しい?
調べてみると、アザミウマなる害虫被害かも?
アザミウマは、黄色に寄ってくるらしい。(鉢の色選択失敗したかも)
とりあえず、白い斑点のある茎は、根元から切り取って除去しました。
植木鉢は、最近はずっと外に置いていたので、害虫が卵産み付けたのかも?
水耕栽培の方は、被害無し。多分、夜に玄関の中にしまっているからかも?
植木鉢も、しばらく夜は玄関の中にしまっておくことにします。
やっぱり、夏場は害虫との戦いになるのか?不安です。
暑さでぐったり!2回目収穫! 7月6日(32日経過)
日中、外に置いていたのがいけなかったのか?
水耕栽培の小ネギが、ぐったりしてました。
たぶん厳しい暑さのせいですね。連日気温30℃超え。
暑ーい直射日光が当たったかも?
なので、無理矢理2回目収穫としました。
水耕再生栽培:最長18cm
根っこも赤っぽく変色してきました。少し臭いました。
水替えしましたが、もうダメかも?
植木鉢再生栽培:最長12cm
こちらは、害虫被害もありましたが、元気に再生していました。
収穫にはまだ早かったですが、水耕栽培と合わせて収穫しました。
これで収穫と言えるかは疑問ですが、味噌汁で美味しくいただきました。
完! 7月17日(43日経過)
残念ながら、水耕再生栽培は、全滅しました。
夏場の暑さで水温が上がって、根っこが腐ったみたい。
植木鉢再生栽培は、少しは再生していますが、細くて何か白っぽい斑点が?病気?
(アザミウマによる被害のようでした)
もう、希望無さそうだったので、これで終了とします。
長い間お疲れ様でした。
結果
水耕・植木鉢再生ともに2回。
水耕再生栽培は、遮光の効果で緑色の変色は防げましたが、
水温上昇のせいか?根っこが早く腐ったみたい。
植木鉢再生栽培は、害虫被害で終了。
失敗の原因
小ネギ(万能ネギ)の再生は、夏場の気温の高い時期は、あまり向かない?
夏場は、害虫が発生しやすい?(外での再生栽培は、要注意!)
植木鉢の色の選択失敗。(黄色は害虫を寄せつける?みたい。無知でした(T_T))
土の水はけが悪かった?(ネギは乾燥に強いが、加湿に弱い)
次への改良点
土壌改良:水はけのいい材料を混ぜ込んで、水はけのいい土を作る。
植木鉢の選択:通気性の良い植木鉢(素焼きの植木鉢等)を選ぶ。
水のやり過ぎに注意する。(カラカラでも問題なし、土の中は、以外に湿っている)
最後に
でも、あまり考えずに、 手軽に再生栽培を楽しむだけなら、
『遮光した小瓶に水だけ入れて、室内(明るい窓際)で2回ほど再生』
くらいが、ストレスフリーで、いいのかもしれませんね。
こういうチャレンジは、基本的に楽しくないといけませんからね。
『何事もやってみないとわからない』精神で、また次のチャレンジしていきます。